腰原・沖本研究室
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スピンクロスオーバー錯体の光誘起相転移
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スピンクロスオーバー錯体

スピンクロスオーバー錯体というのは遷移金属(鉄、亜鉛、マンガン、銅など)で、できている下図(左)のような錯体です。私たちが実際に使っているのは二価鉄の錯体([Fe(2-pic)3]Cl2・EtOH 下図右)です。



この錯体は下図のように高温で黄色、低温で膿赤色と色が変化します。これは、約-150°Cで相転移しているためです。



このような、ある温度を境とした相転移というのは日常に良く見られる現象です。たとえば、水は0。Cで液体から固体へと相転移します。ところがこの錯体は 光を照射することによっても転移を起こします。非常にユニークなのは照射する光の波長を変えることによって、高温相から低温相また低温相から高温相へと可 逆に変化させられることです。この現象は10年ほど前に発見されていたのですが、腰原研究室では光照射による相転移(光誘起相転移)がどのように起こるのかそのメカニズムを調べています。

"Magnetic Field Effect on the Dynamics of Photoinduced Spin State Phase Transition", Phys. Rev. B, 66 (2002) 073104. Y. Ogawa他

Electronic and Structual Phase Transition Controlled by Photo-excitation and Magnetic Filed in Spin Crossover Complexモ, Mol. Cryst. Liq. Cryst., 379 (2002) 357-364.  Y. Ogawa,他