玉浦研究室への進学を希望される方へ


 玉浦研HPをご覧頂ありがとうございます。作成者のM1石川です。このページでは研究室決定の際に気になることをQ&A形式で掲載しています。
詳しい研究内容玉浦・伊原研共通のことは各ページをご覧ください。
  1. 玉浦研は何を研究しているのですか?わかりやすくお願いします。
    1. 玉浦研究室では太陽エネルギーの有効利用を考えています。現在のエネルギー需要を賄いながら抜本的に太陽エネルギーを利用するにはサンベルト地帯での集光太陽熱を利用し、水素を作ることが考えられます。そのための材料の開発や反応炉の開発などをしています。
  • コアタイムなど、学生の活動時間はどうなっていますか?
    1. 学生は、朝9時半頃に集まり、7時過ぎまで研究室にいます。しかし、アルバイトをしている学生や用事のある学生は早く帰宅する日もあります。また、玉浦研究室では、夏休みやゴールデンウィークは長期的に休むことができます。これは、玉浦先生の指導方針が、「やるときはやる、休む時は休む」だからです。ただ、日ごろから研究や授業などを計画的に自分で進められている学生でないとむずかしいかもしれません。例えば、玉浦研修士2年の多久は2007年の夏休み中に一ヶ月間旅行(タイ、カンボジア、屋久島、九州など)に行っていますがすでに論文を投稿しています。メリハリのある学生に向いていると思います。

      S. Taku, H. Kaneko and Y. Tamaura, “Two-step water splitting reaction with Ce-Zr oxide system for solar hydrogen production”, Eco-Engineering, 19 (4), 255-262, (2007)
  • 学部でまったく違う研究をしていますが大学院で玉浦研に進学しても平気ですか?
    1. まったく問題ありません。やる気と熱意を玉浦先生にぶつけてください。もし、心配であるならその学部での知識を生かして玉浦研のテーマと融合した新たな研究分野を築いてください。例えば今年のM1には学部では二酸化チタンの光薄膜触媒などを行っていた人もいますが玉浦研にはかつてなかったような新しいテーマを見つけて実験をしています。
  • 玉浦研ではどんな学問分野が必要ですか?
    1. 大雑把にですが、熱力学、固体化学、結晶化学、反応速度論、無機化学、環境科学 、安全化学、化学工学、機械です。おそらく環境科学や安全化学はどの研究室でも必要だ と思います。ただ人によって偏りがあり、研究室に入ってからもいくらでも勉強できます。
  • 玉浦研と同じような研究は他でもやっていますか?
    1. 日本では、新潟大学工学部化学システム工学科の児玉研究室(玉浦研OB)しかありません。世界的には、 スイス工科大学(アインシュタインの卒業した大学)のAldo. Steinfeid教授がいます。玉浦教授は、1995年にこのAldo. Steinfeid教授の元で客員教授 として勤務していました。
  • 研究室見学や質問がしたいです。
    1. 研究室見学、大学院入試に関しては直接先生方にお問い合わせ下さい。

      問い合わせ先:
      東京工業大学 炭素循環エネルギー研究センター
      教授 玉浦 裕
      Tel: 03-5734-3292
      E-mail: tamaura.y.aa@ (@以降 m.titech.ac.jp)



2008 Tamaura / Ihara Laboratory ― Tokyo Institute of Technology

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